横浜中学高等学校 一貫コース
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教師対談~横校の人間教育~

教師対談~横校の人間教育~
美術科 角田先生
剣道クラブ顧問 澤田先生
中1学年主任 岩本先生

横校の個性を大切にする校風は伝統です。
剣道クラブ顧問、美術科教員、中1学年主任が人間教育について語ります。

先輩の姿から学ぶ「礼儀」

岩本今年の中1の新入生代表が「先輩方の挨拶が素敵でした」と述べていました。自分にはできない挨拶を見て中学生が憧れを抱き、真似するうちに、その礼儀や作法が受け継がれていくものなのだと思います。

澤田そうですね。私は剣道クラブの顧問ですが、まず教えるのは「礼儀」です。授業でも武道が必修ですが、剣道はスポーツではなく「武道」であると話すんです。最初は形からですが、高校生くらいになるとだんだんと所作がしっかりしてくるのを感じます。

岩本私が顧問を務めるマルチメディア班では、中学生を指導することで、高校生が大人びてきます。

澤田私は昨年、高3の担任でしたが、彼らを中1からずっと見てきました。校外体験学習の引率をしていても、高校生になると横高生だという自覚が出てくるのでしょう。引率が大変だと感じたことはないですね。

仲間同士の切磋琢磨が成長を促す

角田私も高3を中1から担当してきましたが、最初はとても心配でした。キャリア教育の一環として、職場体験をしたり、仕事の話を聞いたりしていたのですが、中学生の頃は、自分が何をしたいのか、全然希望が出ずに歯がゆいを思いをしたものです。しかし、今は確実に自分の志望が見えてきています。

澤田AO入試や推薦は1学期が勝負なのですが、安易な選択をするのではなく、自分の行きたい方向にあった推薦があれば使いなさいという指導をしています。

岩本私が高3を担任した時、数人の生徒が受験勉強を始めたら、周囲に広がっていったんです。気が付くと、多くの生徒が朝や休み時間や放課後に一生懸命勉強していました。クラスの雰囲気が大学受験に向かう環境を創造したのでしょう。

角田美術部はアートメイクをやっていて、もはやプロの域なのですが(笑)、最初は文化祭でもまったくお客さんが来てくれなくて、ある生徒がアートメイクを企画したら100人くらい集まるようになりました。それで自信をつけたのか、美術部員の学習成績も伸びてきたんです。放課後、部員が一緒に勉強したりもしています。何かひとつ達成感を感じることがあると、他のことにも意欲的に取り組み始めます。

一人ひとりの可能性を大切に

澤田本校の教員は、生徒のことをよく見ていると思います。同じ失敗をしても、指導が生徒一人ひとり違うんです。その子にあったアドバイスが、よくわかっているのだと思います。

岩本マルチメディア班は、硬式野球部などの活躍をリアルタイムでサイトにアップしています。野球に詳しい生徒、PCが得意な生徒、写真好きな生徒…。お互いを認め、ひとつの作品を創り上げているのです。

角田

それは教員が生徒を放ったらかしにしないからだと思います。何か悩んでいたり、困っていたりしていると感じるとき、しつこいくらいに問いかけます。その姿勢が生徒に伝わっているのかもしれません。

岩本自分が大切にされている実感があるからこそ、生徒は仲間を大切にするのでしょう。どの生徒にも自分の居場所があります。運動が得意でない生徒は、文化クラブで活躍して尊敬を集めています。本校の将棋クラブや鉄道研究クラブの部員たちがそうですね。

澤田先生方も個性的ですよね。何か好きな世界や熱中するものを持っている人が多いです。

角田和太鼓部なんて、教員が一番熱心ですから(笑)。毎年数人は芸術系に進む生徒がいます。生徒が教員の持つ熱に惹かれることは大いにあると思います。

岩本先輩やクラスメートの影響によって進路を決める生徒も少なくありません。

澤田個性が様々なので、進む道も多彩です。

角田現在も実施していますが、社会で活躍する卒業生と、在校生との交流を今後さらに活発化させて、刺激を与えたいですね。